Columbus Blog

新発見日記。ただし発見の意味は広義・・・感想・愚痴もときどき・・・

バラぼっくり

2016.01.01 Friday 17:31
こんな時期にバラの花が咲くはずはない。
茶色だし、またバラの葉や枝のようにも見えない。
バラぼっくり
もちろん、これはバラではなく、通称「バラぼっくり」。
バラの花のように見える、松ぼっくりみたいなもの。
松ぼっくりみたい、というのは、松ではなく、
この場合、ヒマラヤスギにできた毬果である。

大晦日に蛟蝄神社に行ったら以下のように。
バラぼっくり
宮司さんに頼んでひとつ頂いて、家に持ち帰り、
庭の門扉横に乗せて撮影したのが最初の写真である。
色彩的に艶やかさはないけれど、形はなかなかいい。

少し地味でもこんな花が咲くような一年になるといいな。
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ユズの花、初体験!

2014.05.11 Sunday 16:34
苦節6年、わが家のユズがたくさん花をつけた。
なにしろ、ユズの花を見たのはこれが生れて初めてのこと。
ユズの花
2008年の正月に苗木を植えたのだが、
実をつけたのは約3年後の2010年の秋。
それも1個だけ。

その前まで、ゆずの大馬鹿18年と罵っていたが、
3年目では、意外と早かったといえる。
しかし、翌2011大震災の年の秋も1.2個程度。
さらに2012年もせいぜい3個くらい。

少ない数なので、いつごろ花が咲いたのか、
まるで分からなかった。

ところが、昨年秋は、なんと一気に15から20個程度実をつける。
近所の奥さんが、きっと来年はたくさん生るよ、と言ってくれたが、
まだ半信半疑。なぜなら、昨年も花や蕾もいっさい見ていないのだ。

ところが、ついに、今年。
5月頃だというので、注意して観ていたら、
4月末あたりから、それらしい直径5ミリ程度の白い粒をいくつか見つけた。

それが、各所に見つかり、いつのまにか、無数に・・・。
ざっと数えても50以上ついている。
ここ2.3日前からとうとう開花し始めた。

こんなに花と花が接近していたら、まさか全部が実になるとは・・・
と思っていたら、やはり、大きくなるにつれ、「間引き・淘汰」されるらしい。
それでも、かなりの数が保証されるだろう。

今冬は、ユズ風呂も夢ではないかも知れない
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ツクツクよ、おまえもか

2013.10.06 Sunday 17:14

庭仕事疲れで縁側代わりのベンチに座っていたら、
じゅわじゅわじゅわじゅわじゅわじゅわ・・・
と幽かだが聞き覚えのある音が近くから聞こえてくる。

近くといっても庭の中ではなく近所のどこかからだが、
しかし、まさかいまごろツクツクが、と思う。
でも、そうではないとしたら異様な音だ。
道路工事かで何か液体・・・溶剤でも使った作業をと
思ったが、近所でそんな工事の様子もうかがえない。

何の音かもう少し耳を澄ませて聴いていると・・・。
なんと、満を持してやはりツクツクボウシが鳴き始めた。
しかし、なんというかぼそい、いまにも死にそうな弱々しい声だろうか。
やっとの思いで1題目を歌い終えて、声はそれっきり途絶えた。

10月に入ってからセミの声を聞くのはこれが初めて。
しかも、もう6日である。いくらなんでも遅いではないか。
このところ関東は急に低温になって
羽化する時期を逸したからかも知れないがそれにしても遅すぎる。

まあ、ツクツクは夏の終わりのセミではあるが、
地上に出るべきところに建物でも立ってしまって、
1ヵ月ほど彷徨って精も根も使い果たしたのかも知れない。
哀れなセミだが、さらに気の毒なのは、
いくら鳴いても、こんな時期ではメスはおろか
仲間はもうだれもいないだろう。

子孫を遺すだけがミッションで永年の地中暮らしをし、
やっと這い出てきてこれでは、あまりにも可哀想だ。
簡単に捕まえられるミンミンゼミといい、
何か自然は昔とは少しずつ変化してきているのかも知れない。

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ミンミン蝉よ、おまえもか

2013.08.26 Monday 18:04
最近は、ホントに昆虫採集少年なんていないんだな。

石碑の探索撮影途中、脇の潅木で
やたら景気よく鳴いているミンミンゼミに気が付いた。
こいつをひとつ、手づかみで捕まえてやろうとしたわけだ。
手づかみしたミンミンゼミ
しかし、こいつは、なかなか注意深い性格で、
また、せわしないというか気短かというか、
ひとしきりメスを鳴いて呼び続けるが、鳴き終わるまでにメスが来ない場合、
間髪を入れずすぐに次の場所に移動してしまう。待つことのできないヤツなのだ。

したがってこの移動性ナンパ野郎を捕まえるには、
鳴いている最中に、忍者のように速やかに近寄らなければならない。
ところが、敵もさるもので、少し近寄ると、すぐ察知し鳴き方がスローモーに変化する。
このとき強引に近づいて捕獲しようとするとまず確実に失敗する。
セミの位置が少し高所ならションベンをついでにひっかけられたりもする。

コツは鳴き方が変化したら、こちらも動きをいったん止め石に化けるのだ。
そうすると、敵は、「幕府の隠密ではないのかも?」と疑いながら、
少しずつもとのテンポに戻そうとするが、
疑い深いヤツは変化した鳴き声のまま長時間様子を見ていたりする。

そうして、だるまさんがころんだ風に、これを繰り返し、小刻みに間合いを狭め、
手をのばして確実に捕まえられる距離まで近づくことができれば、
捕獲は80%は可能になる。しかしこれは、補虫網を持っての話である。
昔は、ミンミンゼミを素手で捕まえるなどは至難の業だった。

ところが、運動神経はよくないが、
セミ捕りなど昆虫採集だけは得意だったわたしが、
往年の業も錆びついたような歳になって
このすばしこいミンミンゼミを補虫網なしで捕獲できるとは!

ここ数十年来の「死滅した昆虫少年」のせいで、
ミンミンゼミの警戒心のDNAが変化したとしか思えない。

で、撮影は片手でセミを持ちながらのメクラ(禁止用語?)撮りだが、ピンはあってたようだ。
セミはどうしたって?むろん、無罪放免。昔なら、・・・引き回しのうえ展翅板磔だったけど。

驚いただろうなあ。捕まえて放すまでずーーーっと泣きっぱなしだったし(笑)。
 
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ひまわりか、かまきりか

2013.06.27 Thursday 16:11
どっちを撮りたかったの?

ひまわりとかまきり
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門の宮大公孫樹の黄葉

2012.11.30 Friday 03:45
いいにゃあ〜。

黄葉

蛟もう神社門の宮の大公孫樹
昨年は黄葉前の台風で葉が散っていまいち。
今年も夏に上部が強風で一部枯れたようだし、
昨今も雨が多かったため、
現在、黄葉の少し前なのだがあまり葉がない。
枯れた部分は来年は大丈夫と聞いたので期待しよう。
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ウェルネススポーツ大学の黄葉

2012.11.14 Wednesday 15:39
2、3日前、通りかかったらもう公孫樹が黄葉している。
今年はちょっと早いのかな、と思ったが、
散ってしまっては困るのでさっそく出かけてみた。
黄葉

ところが、よく見ると黄葉しているのは、
旧利根中学校の第2グラウンドの周囲だけであることが分かった。
下写真の右がそのグラウンド。
道路を挟んだ向こう側の公孫樹はまだ黄葉していない。
黄葉

町の他の場所もまだのようだ。
今秋は、泉光寺や来見寺等々の公孫樹も
忘れずに撮ろうと思っているので、あわてて出かけたが、
この現「日本ウェルネススポーツ大学」のグラウンドの周囲だけは、
例年、早く黄葉することを覚えておこう。
黄葉
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オオミズアオ

2012.06.27 Wednesday 07:59
最近は地元サイトの更新ばかりで、ずいぶん久しぶりのブログ。
これもその探索中で見つけたもの。
オオミズアオ

「オオミズアオ!」
と、思わず声に出してしまいましたよ。
日本全体に広く生息しているというけど、
昆虫少年だったわたしの故郷ではいちども見たことは無かった。

おそらく死んでいるのだろうと思って、近くの細枝でつついてみると
弱っているようだが生きているようだ。

いままでつかまえたことはなかったから生態を知らなかったが、
成虫になると口が退化して何も食べられなくなるそうだ。
水も飲めないとなると、羽化してからただ死に向かうだけなのか?

現代ではチョウとガの区別はあまりつけないそうなのだが、
わたしが昆虫少年だったころは明確に区別されていた。

チョウは好きだがガはちょっと苦手。
でも、ヤママユガやスズメガだけは興味があった。
しかし、それらのいずれも故郷ではきわめてまれな存在。
オオスカシバやクスサン、そしてこのオオミズアオなど
すべて図鑑のなかでしか見たことが無かった。

これは小学校の校庭の桜の樹の下にいた。
故郷にも桜はたくさんあったのにいちども見かけなかった。
分布図をもっと正確に書いてもらいものだといまごろ思う。
もう昆虫採集などできない年齢なのだが・・・。
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新雪を踏むような黄葉

2011.12.06 Tuesday 08:00
風邪なのか得体の知れない不調からの病み上がりだったが、
昨日は所用もあり、子安神社の公孫樹を撮りに出かけた。

黄葉の季節は、バイクではちょっと寒い時期なので
神社の公孫樹の存在は知っていたがまだ黄葉は見ていなかった。
一昨日までは雨など天候もよくなかったし、黄葉自体もいまひとつ。
昨日は晴れて暖かくまさに本年唯一のチャンス。
子安神社の黄葉
蛟もう神社門の宮の大公孫樹の黄葉を撮るついでだったのだが、
大公孫樹は9月の台風時に相当黄葉前の葉を落としてしまい、いまいちの様子。
同様のことが子安神社にもいえるわけだが、ここは雌雄2本の大樹がそれを補完しあい、
また境内も落ち葉が掃除されていない前だったのでとてもいい雰囲気である。
上の写真の奥にもう1本公孫樹が隠れている。雌雄がどちらなのか実はまだ知らない。子安神社の黄葉
ほかにわが利根町ではコミュニティセンターの大公孫樹も黄葉が素晴らしいが、
門の宮と同様のことが今年はいえそうだ。
フレッシュタウンのメイン通りも並木が黄葉するが、
どうもここは太い電線が邪魔をしてあまり美しく撮れない。
むしろ通りから入った利根中第2グラウンド脇の公孫樹のほうがきれいだが、
背景の青い柵が気に食わない。
子安神社の黄葉
人の雑踏がないほうが、こんなにもいい空間をつくってくれる。
まるで新雪を踏むような気持ちで、その上を歩いた。

素人カメラマンはあわてて前のマクロ撮影のままのf3.5開放絞りで
撮ってしまった。絞りも確認してないとは修行が足りないなあ。
撮り直しはまた来年まで待つしかない。
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赤い秋、白い春

2011.11.17 Thursday 16:39

庭にある木で、ちょうどこの時期に実をつけるもの。
赤い実
左の若干紡錘形のがハナミズキ。
右のまん丸のは、モチノキの実。

いずれも、直径で8ミリ程度。

ほかに晩秋から冬にかけては
ナンテンとかピラカンサなど
赤い実をつけるものが多い。

春先に、やけに白い花が目立つのと対照的だなあ。

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