先週の水曜日、運転免許更新と確定申告へ。
交通安全協会の主旨がいまいちよく分からない。
警察署の免許更新の受付に協会の人が担当しているのは何かヘンだ。
協賛費を払わなくとも実はなんの支障もないのに、
払わないと更新の手順すら教えてもらえないような雰囲気がある。
前の更新のとき、写真は持ってきたかどうかを確認されたので、
てっきり免許用の写真は協会が撮ってくれて
その費用が協賛費に含まれているのかと思っていた。
ところがよく調べてみると、そうではなく、
写真代は警察(警察庁か)に支払う更新費に含まれているのだ。
交通安全協会への協賛費2000円はまるっきりの寄付なのである。
恩恵は免許を入れるカバーとつまらぬチラシをくれるだけ。
そういう不鮮明さの指摘があったせいかどうか知らないが
あらかじめ持って行く写真はいつのまにか不要になっていて、
協会も写真のことは言わなくなった。
警察署の最初の受付で唐突に「ご協力いただけますか」と問われ、
ほとんどの人は仕方なく(そう思えた)協賛費を払っていたが、
わたしは今回はパスした。
その後の手続きでは、当然だが、なんらの支障もなかった。
さて更新のほうだが、相変わらず交通安全の本などくれたが
いったいこれに目を通す人は何パーセントぐらいいるだろうか。
申し訳ないがほとんどの人は見もせずに捨ててしまうだろうと思う。
それでは紙のムダというしかない。
この教則本のコストだけでおそらく更新費全体の半分ほどもあるのだろう。
もっと要点だけのチラシ1枚程度にすれば
更新費用が1000円程度で済むのではなかろうか。
いっそ欲しい人が買うという風にしたらどうか。
だれが買うもんか、という声が聞こえてきそうだが。
まあ、学者先生など数人が買うくらいか。
所詮その程度、図書館においておけばいいようなものではないか。
強制的に見させるのが目的なら
更新時に無理やり黙読させて読ませるかテストをすべきだろう。
全国規模だから印刷費・制作費はトータルではおそらく莫大な額で
これがすべて制作会社と印刷会社の売上げになるわけだ。
いい商売というしかない。
これがほとんど紙くずになってしまうというのに。
ほとんどが捨てられてしまう価値のないものはつくるべきではない。
少なくともこんな配布の仕方はまったく意味がない。
ペーパードライバーのおかげで無違反で優良ドライバー扱いとなり
18分程度のビデオ視聴と若干のお知らせを聞く程度で
わりとスムーズに済んだのは幸い。
11時過ぎに終わりその足で確定申告のため役所にいくと・・・。
5人の担当官の前に申告者35人待ち。
1人平均7人後という計算だが、何分たっても「次の人」に移らない。
しびれを切らして一度昼食のために帰宅し、
約1時間後に行くとまだ全体で13人程度しか進んでいない。
1人の担当官で1時間2.3人とは、
申告者1人あたり20〜30分かかるということだ。
この分でいくとトータル3時間はかかる計算だが、
それはまさに現実となった。
わたしの受付は3時少し前。なんと3時間半待ちとなった。
いい天気で春のような暖かさだったのにただただ待ちつづけたわけだが、
まあ待ち時間でミステリー本も1冊読めたし、
年末年始からの煩わしいことがこれで完了したので
気分的には爽快だった。