朝、雨戸を開けると、雪。
どおりで昨夜は静かなはずだ。
雪国育ちで歩き方には慣れている。
以下の坂道なんかは、登るときより降りるときが少々難しい。
雪が解けている車道より、新雪のほうを踏んで歩くと比較的滑らない。
車道は完全に雪が溶けているならいいが少し残っている時が危険である。
反面、降り積もったばかりの雪は意外と摩擦が効く。
しかし、根雪の上に新雪が積もった時は要注意。
根雪の上面が凍っていて滑りやすくなっている場合があるからだ。
でも、太平洋側の都市では根雪などないから考慮する必要はないだろう。
もし滑ってしまったとき、「あっ滑った」などと言ってはいけない。
だいたいこの時期は受験の季節なのである。
忘れもしない、わたしの大学入試の2次試験当日。
突然、雪が降り、新宿駅乗り換えをしたとき滑ってころび、
思わず「滑った!」と叫んでしまった。
そのせいか、受験も落ちてしまい、一年、浪人するはめとなってしまった。
前の写真は利根町役場脇の坂道なのだが、
その敷地にこんな光景を見つけた。
何かの随筆に、純白の雪の中に赤い鳥居を見つけて、とても美しいとあった。
しかし、それは小さな鳥居で、「立小便禁止」のマークという。
なるほど。
そういえば、小さい頃、よく雪の上に小便したものだ。
しかし30cmも積もっていないとその醍醐味は分からない。
東京では体験できないだろうな。
(前に、風呂の
適温44度と書いたが、やっぱり熱過ぎた。ただ43度だと冷えた身体を入れると少し温度が下がるから追い焚きする必要があるようだ)