パソコンも長く使っているといろいろ支障が出てくる。
最近は、とくに起動が遅くてどうにもならない。
るーくさんに言わせれば「ではまたリカバリを」と
いうことになるが、今回は別の面からなんとかできないものかと。
よく言う対処方法として、常駐ソフトの駆除がある。
これについては、ともすればレジストリをいじるとか
難しそうな面もあるので、避けてきたが、
完全な削除じゃなくても、常駐からはずす、
つまりスタートアップメニューから除外する、ということでも
そうとうちがうのではないか、と思った。
結果的には、それはうまくいった。
現在は、そうとう起動時のイライラは解消されている。
スタートアップメニューにいつのまにかとりこまれている
プログラムについて調べてみたのが功を奏したわけである。
パソコンの種類、メーカー、それぞれの環境によって
出荷時からそのメニューは異なるのだが、
わたしの使用しているソニーVAIOでは、音楽関係のものが
いくつか組み込まれている。
音楽関係はまったく不要なので、
それはスタートアップから除外してもいいわけである。
そんな感じでやってみた。
方法は、スタートメニューから「ファイル名を指定して実行」。
そこに、msconfig と入力してOKとする。
「システム構成ユーティリティ」が表示されるので、
「スタートアップ」のタブをクリック。
するとスタートアップ項目がずらり列挙される。
わたしの場合、あるわあるわ、全35項目。
結果的にこれから不要と思われる16項目のチェックをはずした。
その効果にはとても満足している。
なぜもっと早くから、と思ったりした。
前になんどもこのリストを見たことがあるのだが、
プログラム名だけでは一見して内容が不明のものが多いので
チェックをはずしていいか判断できない。
今回はそれをひとつひとつネットで検索して調べてみたというわけだ。
以下、参考までに「わたしにとっては不要」と判断したものを列記する。
チェックをはずしただけではまだ効果はなく、再起動が必要なのだが、
一度にたくさんの項目のチェックをはずして再起動すると
もし不具合がでるとどれが起因しているか分からなくなるので、
実行するときは、1つずつはずして再起動して確かめるほうがいい。
・Apoint(タッチパッド関連のもの。使ってないので)
・AppleSyncNotifier(iTune, ipod関連、不要)
・GoogleUpdate(Google Chrome関連。Updateは手動にする)
・hkcmd(インテルのマルチメディア関連)
・igfxtray(グラフィック設定や診断?不要だよねえ)
・iTuneHelper(iTuneは使わないし)
・kxetray(キングソフト関連。手動に変更。ウィルスソフトはホントに重い)
・msmsgs(ウィンドウズメッセンジャー。こんなもの要らない)
・qttask(QuickTimeの起動を早くする。要らない)
・SPMgr(VAIO 省電力設定。要らない・・・これからは必要か?)
・jusched(Java Update用。不要)
・AvRmtCtr(VAIOのリモート関連。使用してないので)
・DXインストールウォッチヤー(これは追加ソフトだがあまり利用しないので)
・オーディオフィルター機能(ソニー独自のものらしい、不要)
・P2P地震情報(一時的に導入したプログラム。必要なときだけ立ち上げる)
・名前のないもの(不明だが削除しても問題なさそう)
以上、あくまでも参考まで。
試されるかたは自己責任でどうぞ。
こちらに書いてある、キングソフト関連の 『kxetray』 とは、どういう働きをしているものなのでしょうか?
「手動に変更」 と書かれているので、何か自動的に行っているものなのでしょうか。
ネットで調べてもよくわからないので、チェックを外そうかどうか、迷っています。