Columbus Blog

新発見日記。ただし発見の意味は広義・・・感想・愚痴もときどき・・・

ミンミン蝉よ、おまえもか

2013.08.26 Monday 18:04
最近は、ホントに昆虫採集少年なんていないんだな。

石碑の探索撮影途中、脇の潅木で
やたら景気よく鳴いているミンミンゼミに気が付いた。
こいつをひとつ、手づかみで捕まえてやろうとしたわけだ。
手づかみしたミンミンゼミ
しかし、こいつは、なかなか注意深い性格で、
また、せわしないというか気短かというか、
ひとしきりメスを鳴いて呼び続けるが、鳴き終わるまでにメスが来ない場合、
間髪を入れずすぐに次の場所に移動してしまう。待つことのできないヤツなのだ。

したがってこの移動性ナンパ野郎を捕まえるには、
鳴いている最中に、忍者のように速やかに近寄らなければならない。
ところが、敵もさるもので、少し近寄ると、すぐ察知し鳴き方がスローモーに変化する。
このとき強引に近づいて捕獲しようとするとまず確実に失敗する。
セミの位置が少し高所ならションベンをついでにひっかけられたりもする。

コツは鳴き方が変化したら、こちらも動きをいったん止め石に化けるのだ。
そうすると、敵は、「幕府の隠密ではないのかも?」と疑いながら、
少しずつもとのテンポに戻そうとするが、
疑い深いヤツは変化した鳴き声のまま長時間様子を見ていたりする。

そうして、だるまさんがころんだ風に、これを繰り返し、小刻みに間合いを狭め、
手をのばして確実に捕まえられる距離まで近づくことができれば、
捕獲は80%は可能になる。しかしこれは、補虫網を持っての話である。
昔は、ミンミンゼミを素手で捕まえるなどは至難の業だった。

ところが、運動神経はよくないが、
セミ捕りなど昆虫採集だけは得意だったわたしが、
往年の業も錆びついたような歳になって
このすばしこいミンミンゼミを補虫網なしで捕獲できるとは!

ここ数十年来の「死滅した昆虫少年」のせいで、
ミンミンゼミの警戒心のDNAが変化したとしか思えない。

で、撮影は片手でセミを持ちながらのメクラ(禁止用語?)撮りだが、ピンはあってたようだ。
セミはどうしたって?むろん、無罪放免。昔なら、・・・引き回しのうえ展翅板磔だったけど。

驚いただろうなあ。捕まえて放すまでずーーーっと泣きっぱなしだったし(笑)。
 
自然 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |

コメント

コメントする










この記事のトラックバックURL

http://columbusblog.tanuki-bayashi.com/trackback/935517

トラックバック