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新発見日記。ただし発見の意味は広義・・・感想・愚痴もときどき・・・

苦難のPC交換顛末記6

2014.04.10 Thursday 00:30
さて、壊れかけたHDDのフォーマットそしてバックアップの復元を経過して、
なんとか起動にのってきたわたしのデスクトップWin7だが・・・。

・致命的ではないが、いろいろなミニトラブルも派生した。以下、ランダムに。

・ワード2013で過去の2003のファイルを更新して閉じる(保存する?)とき
Normal.dotmという妙なファイルが邪魔をして、
保存できる・できないのわけの分からないエラーメッセージを頻発する。
・またExcelではかならず最初の起動で失敗する。2度目からは立ち上がるが・・・。

・これらは、COMアドインなどが影響しているらしく、それを削除し、
またOffice2013を修復(再インストール)したのちに解消した(ように思える)。

・ただ、これらも対処法を検索したが、すんなり回答を得られたわけではなく、
いろいろなページを参照して見つけたもの。
・Excelの起動では、PCを立ち上げた瞬間はダメで少し待ってから起動しろ、
というのがあったが、こんなのは役立たずの回答。現実に、いまはOKなのだから。

・新規にわざわざスイッチ付きでファン内蔵の外付けHDDを買ったのに、
電源を切っても、AutoでHDDの電源が切れずファンの回る音がむなしく続く。
→ セルフ・バスパワー両対応のハブからつなげていて、電源をセルフにして解決。
せっかく電源を補充(バスパワー)してやってるというのにこうなるとはねえ。

・ほかにもいろいろ細かいトラブル・エラー等あったがなんとかクリア。
・XP時代に活用していたソフトウェアもWin7用のドライバーを追加する必要もあり、
すんなりいくものと、なにかと手こずるものとがあった。

・問題は、バックアップのために新規に導入したAcronis True Image 2014 Premium。
・同期やクローン作成もできるということで採用したのだが・・・。

・ローカルフォルダ同士での同期を設定したころからかおかしな症状が頻発。
・それはショートカットアイコンが変化してしまうことである。

・あるとき、デスクトップのアイコンがすべて「鍵」付きになってしまった。
・そうなるだけでリンクは生きているし、リンク先ファイルが破損したわけではない。
・しかも、解像度でモニター色を true color から high color に変えてやるだけで
アイコンは元に戻り、再度 true color (32ビット) に戻すことでOK。
・しかし、しばらくするといつのまにか、またアイコンが変化する。
・鍵付きから別の人型のものとか、あるいは矢印が消えてしまうなど多彩(笑)。

・Win7でのアイコンの変化には多くの人が悩まされているようで、
対処法として、上記のモニター解像度の変更もそのひとつとして回答されている。

・また C:¥Users¥username¥AppData¥Local にある IconCache.db(隠しファイル)
を削除するなどの方法が紹介されている。
・しかし、それらはすべて一時的なもので、再起動するとまた症状があらわれる。

・IconCache.db が再起動するたびに生成されるから、というので、
テキストファイルを作成しそれに無理やり IconCache.db という名をつけて保存、
という強引な解決法も紹介されていた。これは効果があるようで、感謝のコメントも。

・ただ、わたしの場合、それでも解決しなかった。

・原因は、C:¥Users¥username のフォルダを同期設定していたためのようだ。
システムフォルダとは一般に C:¥windows¥system32 を指すが、
username もどうもシステムフォルダの範疇で、同期しないほうがいいらしい。
一時的に同期できても、このような何か不具合が起こると推定した。
その同期設定を解除すると、アイコンの変化はそれ以降、ピタリと止まった。

・Acronis は無論、当初の質問に、この解決法を応えてくれない。
・準システムフォルダらしきものを同期してしまった後の症例を研究していないか、
C:¥Users¥username の特殊性に無知な者には回答しない、ということか。

・また、同期フォルダ内HTML文書を一括して300ファイルほど文言置換を行ったとき
同じ数「USERNAME-PCと更新前日付」がプラスして命名されたファイルが出現した。
・HTML文書だけでなく、どんな文書も更新するとそれらが生成されるようだ。
・更新前のファイルのバックアップらしきもののようにも思える。
・単純に 300×2=600 ファイルとなるわけで、重いファイル・・・たとえばイラレ。
いくつか連続して更新したとしたら、一気にフォルダの容量が倍増する。

・マニュアルには一切説明なく、一瞬ウィルスにでもかかったのかと驚いた。

・それで、Acronis サポートに尋ねてみたが回答はひどいものだった。
・明らかに Acronis の機能である同期使用後に生じたと思われる現象なのに、
「同期を行った際にファイルに対し排他制御が発生するため」云々の言い訳で、
「Acronis のせいではない、Microsoft に聞け」というのである。

・世界企業の Microsoft がそんなものに答えてくれるわけがないではないか。
・現実に検索しても何もなし。排他制御については難しい説明だけである。

・こういう現象は Acronis の同期を利用すればすでに数多く発生しているだろう。
症例を聞いてもいるハズだ。要は、検証を怠っていて答えられないのだろう。

・先のアイコンの件では、せめて以下のような対応ができなかったのか。
「username フォルダは特殊なので同期しないでください」の回答ですむ。

・またわたしが仮に「山田太郎」だとしたら、ユーザー専用ページで
「太郎 山田」様と表記される日本語対応の怠慢。今節、外資といってもひどすぎる。
・これを見ても、サポートのいい加減さが露呈したようなものである。

・そんな折、何を勘違いしているのか、サポート体制のアンケートにご協力を、
というメールが続けて届いたので、辛辣にコメントしておいた。

・質問回答のそっけなさとは裏腹に、メールの冒頭はテンプレート仕様か、
外人のへりくだったような馬鹿丁寧な翻訳挨拶文がついていて、そらぞらしい。
・「なんなりとお聞きください」で、回答は「よそで聞け」である。

・昔よくあった「それはサポートしていません」と同様。少しも進化していない。
役所のたらいまわしと実によく似ている。
・なぜ自社製品使用での問題点を真摯に解決しようとしないのか。
・Microsoft 様様で商売できてる製品ではないか。Microsoft に聞け、はない。

機能が多すぎて、PCはOSが変わるごとにどんどん不具合を増していくだろう。
・そんなとき、Microsoftに依存して利益を狙う企業は、自社製品をプラスして
生じるPCの不具合を Microsoft のせいにしていては、話にならない。

いまのところ、生成ファイルは *USERNAME-PC*.* で一括検索・削除で問題はなさそう。
不思議なことに一度削除すると次に更新してもくだんのファイルは生成されない。
・しかし、目に見えないところで何か不具合が進行しているかもしれないので
きちんとした説明がないと気持ちが悪い。
おそらくファイル共有しているときに同時に2人以上が更新すると、問題が生ずるので
こういうファイルが Windows 仕様で生成されるものと推定する。
もしそうなら、わたしは他人とファイル共有などしないから、無用の機能だ。
・Acronis の同期は、こういうところのきめ細かい機能仕訳がされていないのでは?

まあ、次にまた得体の知れない不具合がでたら同期解除か製品廃棄する予定。
・続編の症例が出ても、また「当社のあずかり知らぬこと」の回答だろうから。

・以上、時間のロスも限りないが、コスト面でも大きな損失をした2ヵ月だった。

追記、いちばん最初の製品交換前のPCが初期不良である明らかな症例を思い出した。
・マウスポインタが東西南北いや上下左右に無制限に動く、つまり画面から消える。
・したがって起動したとき、どこにポインターがあるのか分からない。
・使いづらいこと甚だしいが、他の不具合連続でそこまで対処する余地がなかった。
・現在では「下」以外はすべて端で止まる。当たり前だが、いまは懐かしい不具合。
・デュアルモニターで「右」がそうなるケースがあるようだが、それは当然だろう。
・全方向マウス無制限移動。この不具合は、見事というしかない(笑)。

苦難のPC交換顛末記 おわり
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