苦節6年、わが家のユズがたくさん花をつけた。
なにしろ、ユズの花を見たのはこれが生れて初めてのこと。
2008年の正月に苗木を植えたのだが、
実をつけたのは約3年後の2010年の秋。
それも1個だけ。
その前まで、ゆずの大馬鹿18年と罵っていたが、
3年目では、意外と早かったといえる。
しかし、翌2011大震災の年の秋も1.2個程度。
さらに2012年もせいぜい3個くらい。
少ない数なので、いつごろ花が咲いたのか、
まるで分からなかった。
ところが、昨年秋は、なんと一気に15から20個程度実をつける。
近所の奥さんが、きっと来年はたくさん生るよ、と言ってくれたが、
まだ半信半疑。なぜなら、昨年も花や蕾もいっさい見ていないのだ。
ところが、ついに、今年。
5月頃だというので、注意して観ていたら、
4月末あたりから、それらしい直径5ミリ程度の白い粒をいくつか見つけた。
それが、各所に見つかり、いつのまにか、無数に・・・。
ざっと数えても50以上ついている。
ここ2.3日前からとうとう開花し始めた。
こんなに花と花が接近していたら、まさか全部が実になるとは・・・
と思っていたら、やはり、大きくなるにつれ、「間引き・淘汰」されるらしい。
それでも、かなりの数が保証されるだろう。
今冬は、ユズ風呂も夢ではないかも知れない