Columbus Blog

新発見日記。ただし発見の意味は広義・・・感想・愚痴もときどき・・・

布川臨時大祭2015

2015.07.23 Thursday 23:15
今年も、利根町3年に1度の熱い「布川臨時大祭」が明日から開催される。
3日間のおおよその内容は2005年時の取材を参考まで。

さて、今回の大当番は、「上柳宿」地区である。
大当番「上柳」地区

上柳宿集会場前に、天下泰平などを祈願して「掛行燈」がすでに立てられている。
今回も、日本画家の中村寿生氏のデザイン。
中村寿生氏デザインの「掛行燈」

行燈の右下に、小さな解説を見つけた。
「掛行燈」解説
このなかで「水神さん龍」とあるが、この龍の正体がどうも分からない。
ブログ後半で幟旗の写真をお借りした所属会の白井さんにも聞かれたが、
まったく初耳の言葉。中村寿生氏も所属会員なのだが、
現在たいへんご多忙なのでメールしても返事がないようだ。
本人に聞いてみるのがいちばんなのでいつかは分かるだろう。
→ 水神さん龍、単純な誤植と判明。「さんぼ龍」という言葉はありません。

さて、大当番上柳宿集会場の掛行燈の背後に幟旗を見つけた。
「鎮守御祭禮」上柳宿氏子一同
「鎮守御祭禮」上柳宿氏子一同、とある。
同様の幟が、大祭関連の6地区周辺の各所に立っている。
その中には、利根町の偉大な書家、杉野東山
由緒ある先人たちの揮毫によるものが数多く残っている。
中には篆書体の文字で、解読が難解なものもある。

以下、すべてではないが、いくつか紹介する。
「布川大明神」下柳宿氏子中
上は、「布川大明神」、前回大当番だった下柳宿氏子中のもの。

同じ下柳宿のもので、以下が杉野東山揮毫の難解な幟旗である。
杉野東山 篆
「天保十四稔癸卯六月既望」からして難解。
ちなみに稔=年、既望とは陰暦十六日の夜のことをいう。
すでに望(もち)(満月=十五日)を過ぎた、という意味。
中央は「奉献」以下が現在解読中。最後は「幟凧」だろうか。
→「幟凧」ではなく「道風」と読むらしい。難解!
下部に三行の漢文があり、これも難解。
「長く万民の徳沢を掌り、普く千□の盈豊をうるおす」
□が難読→「福」と判明。
「七三翁 法眼 杉野東山 篆」と落款もある。

「奉納鎮守御祭禮」中宿・上柳宿
「奉納鎮守御祭禮」とあり、中宿・上柳宿合同のもので布川不動尊に立っている。

「鎮守御祭禮」新町・馬場
新町・馬場地区の「鎮守御祭禮」。海老原雪齋拝書とある。

「鎮守御祭禮」馬場・宮本
これが布川神社横馬場集会場の幟だが、逆向きでうまく撮れなかった。

以下2点は、白井清司氏による2005年時撮影写真をお借りした。
「奉献鎮守御祭禮」馬場・白井家前
「七十八歳 法眼 杉野東山 謹篆」とあり、弘化4年(1848)のもの。
これは「浜宿」集会場前に立てられるもののようだ。

以下は白井家の前に立つことになっている幟と聞いている。
「奉献鎮守御祭禮」香取源右衛門
「天保十五年六月既望」「齢七十四 東山篆」
「奉献鎮守御祭禮」香取源右衛門とある。

昨日・本日ともに強風だったので掲揚されないものもあった。
明日からの本番では、ほかにも数ヵ所、立てられる予定。
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布川神社臨時大祭2012フィナーレ

2012.07.29 Sunday 23:19
布川神社臨時大祭2012年の最終日、フィナーレの模様。
2005年の開催時に3日間取材して記事にしたものは、
実は今回掲載するフィナーレが欠落している。
それを補完するために夜7時過ぎに、
やはり旧布川小学校の校庭から神社境内に入り込んだ。
このほうが、長い石段を登らなくてすむから。

でも、いったんは石段をある程度は降りないと下の様子がさすがに上からでは写せない。
それが以下だが、もうたくさんの人で、
とても6基の屋台前まで自由に行き来することは不可能だ。神社石段上から

7年前と同様「花火くぐり」に熱狂する人びと。屋台の神楽やお囃子もなかなかのもの。
左のほうの屋台3基の様子も撮りたいがちょっとムリだ。
神社石段上から花火など

石段70段の上り下りはくたびれるので上に登り、ここで1時間ほど待つ。
下では神輿が到着し屋台間をもみあいながら行き来するが、
残念だけどそれを撮るのは今回は諦めるしかない。

待っているとき、だんだんと人が石段上にも増えてきたが、
それほど明るいわけでもないのに熱気と騒がしさのせいか、
ニイニイゼミまで、鳴きだしたのには驚いた。

8時40分になってようやく神輿が石段を上がってくる。
担ぎ手はみな最後の力を振り絞ったすごい形相。
1回の往復でくたびれているだれかとは大違いだ。
神輿が石段を登る

境内に上がってもひとしきりもみあいながら、本殿に結局は納まることになる。
神輿が本殿に近づく

境内左手の社務所前にも、お神楽・お囃子が設定されていてフィナーレを盛り上げる。社務所でのお神楽

無事、神輿が本殿に納まり、2人の宮司により、最後の神事が取り仕切られる。神職の御祓い

最後に大当番、下柳宿の委員長のあいさつで2012年布川大祭の締めくくりとなる。大当番委員長のあいさつ

暑い夏の熱いイベントが、無事、終了した。
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布川神社臨時大祭2012

2012.07.28 Saturday 23:29
布川神社臨時大祭2012年の2日目
2005年の開催時に3日間取材して記事にしたので
今回は暑さもあり補足的に撮影。

布川大祭は毎回大当番が交代していき、今回は「下柳宿」となっている。
以下の「下若」とは「下柳宿」の若衆という意味である。
下柳宿

「下柳宿」の屋台が見つからず、以下、「上柳宿」(上若)を紹介。
上柳宿の屋台

大会2日目は比較的、催しは控え目だが、そのかわり、
午後1時半ころから「大廻り」と称する昔ながらの衣装で
当該地域を担当者が周る儀式がある。
上柳宿の屋台

本日も、夜は屋台の共演があり、交通規制も行われていたのだが、
わたしの今回の撮影の主眼は以下。
掛行燈

毎回、天下泰平、五穀豊穣などを祈願して建てられる「掛行燈」。
日本画家の中村寿生氏デザインのなかなかの力作である。 掛行燈

よく視ると4柱の水神が、繩で捕らえられている。
水神は昔から水害に悩まされてきた利根町の守り神である。
と、同時に暴れ川のシンボルでもあるわけだ。
それが捕らわれているということは、いちおう安全ということだが、
昨今の政治のように人の正しい営みが損なわれると、いつまた暴れだすか知れない、
そんなことを言わんとしている絵馬なのかもしれない。

さて、この昼間での色調では、行燈にしてどうなのだろうか、
とちょっと気になって、検問のあるなか夕食をずらして、
日没後に夜の行燈を撮りに出かけた。掛行燈

掛行燈

わたしの思いは、杞憂にすぎなく、
いますぐにでも、龍神が飛び出すかの様で、
絵馬はいきいきと輝いていた。
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すれ違い通信134人

2009.08.23 Sunday 09:02
つい2.3日前にテレビで、ドラクエ9のすれ違い通信が報道されていた。
秋葉原のヨドバシ電気前にルイーダの酒場のコーナーがつくられていて、
そこでは、たくさんのファンがDSをもって集結している。

わたしも、かなりの時間を費やしているのだが、
問題は単独では高レベルの宝の地図がなかなか手に入らないことだ。
自力で手に入れるためにはそうとうレベル上げが必要なようだが、
ほかに目的のない単純なレベル上げはちとつらい作業だ。

都心にでかけていないので、すれ違い通信はいままでゼロに近い2人。
それは先日のオフ会で通信した仲間だが、みんなやり始めた直後で
添付する宝の地図がない。

テレビのニュースで見たので、それでは向学のために、ということで
昨日の土曜日、夕方人に会うことや買い物を兼ねてでかけてみることにした。

上野で電車を降りるまではまだ通信していなかったのだが、
そこから電源を入れてセットしてみた。
上野広小路まで歩く間にすでに3人との交信があった。
マツザカヤでの買い物を済ませて見てみたらそうなっていたのだが、
そのときは3人単位でいったん取り込み操作が必要なことを知らなかった。
ずっとそのままにしていても、
人数をどんどん取り込めるなどと勘違いしていたのだ。

だから、こまめにもし取り込んでいたとしたら買い物までに
3人だけでなくもっと交信があったに違いない。
そのことに気がついたのは、買い物をすませて、その足で、
広小路から末広町まで地下鉄に乗り、秋葉原へ向かい、
駅前近くの例のルイーダの酒場のコーナーについてからだった。
ルイーダの酒場

そのにぎわいはすごく、道路前ではこのためだけに交通整理までされている。
しかも日中の日差しもきつく、皆汗だくでDSに向かって操作しているのは
ちょっと異様な光景でもある。
わたしも交信だけなら、画面を終始見ていなくてもいいのではないのかと
当初は不思議に思っていたが、3人単位での登録がいちいち必要なわけだ。
なるほどこれでは始終画面に向かっていなければならないことになる。
登録しているときは当然呼び込めないので操作を手早くしなければならない。
日中の屋外での液晶画面はとても見づらくこれはけっこう面倒な作業。
それでも皆、黙々と交信登録作業を続けている。

わたしは最初のすでにたまっていた3人の交信登録で、
もうその日期待していた目標はカンタンに達成されてしまっていた。
なんのことはない、そのうち2人が添付してくれた地図は
99Lvと86Lvで、そのひとつは名だたるレア地図だった!
さすが、ニッポンのオタク(もうこんな言葉はないのかも)が
集結するアキバ近辺。

それでも炎天下30分ほどやってみてなんと50人。
そのうち6.7割が高レベルまたは特殊なボスキャラの地図が
添付されている。
ちょっとどうかなと思っていたわたし自身の66Lv添付地図は、
ホントに恥ずかしいと思うような次第。

余談だが、最近の繁華街はちょっと座るというところがない。
喫茶店は昔より少なくなって、あってもいつも満員。
のどが渇いたし、足も疲れてしまったし、
レベルの高い地図もたくさん手に入ったから、もう終了してもいいのだが、
夕方人と会うまでにはあと2時間ほどある。
とても2時間も、暑いさなか立ちっぱなしでここにはいられない。
映画を見るにはちょっと中途半端な時間だし・・・。

足を休めて時間をつぶすのには・・・と考えて、そうだ!
JRには申し訳ないが、山手線を一周してみてはどうか。
こうすれば1時間ほど時間がつぶせるし、
その時間帯なら座席に座れるだろうし、
また電車内でのすれ違い通信の実験もできる。

これは思いがけない成果を生んだ。
電車内はすぐ座れてクーラーつきだから快適。あっというまに1時間経った。
なんと秋葉原から秋葉原まで1周して、
ちょうど50人の交信を追加し、合計で100人を超えることができた。
これは電車の乗客だけでもないようで、
ホームや沿線近隣の人も呼び込むのかも知れない。

結局、この日、知り合いと5時間も痛飲しその間は交信はできなかったが、
帰りの電車の中などを含め0時過ぎに帰宅するまでにすれ違い通信数は
さらに増え、合計136人となった。1日でなんと134人の成果。
これは予想を大きく上回った。
しかも、帰宅直前の乗ったタクシーのなかでなんと1人の交信があった。
繁華街ではなく、人通りのない深夜の住宅街なのでこれには驚いた。

以下、獲得高レベル地図の成果
「1日呼び込み署長」の称号(1日で50人を超えた場合)
「嵐の呼び込み師」の称号(1日で100人を超えた場合)

シドーの地図(Lv.1)
竜王の地図(2人 いずれもLv.1)
デスピサロの地図(Lv.2)
バラモスの地図(Lv.2)
ゾーマの地図(Lv.4)
ムドーの地図(2人 Lv.7 Lv.9)
ドルマゲスの地図(Lv.1)
ミルドラースの地図(2人 Lv.71 Lv.99)
・・しかし、初めからLv.71や99なんてとても倒せないね、実用不可だ・・
Lv.70-79 4人
Lv.80-89 13人
Lv.80では有名なレア地図が2種類あり、いずれも早くに獲得。
B15がメタルキングばかりという通称「まさゆきの地図」は7人、
レアアイテムが豊富な通称「川崎ロッカー地図」も2人からゲット。
Lv.90-98 6人
Lv.99 4人

感想としては、さすが東京都心・アキハバラ。
地方の人はこうはいかないのではないだろうか。
ガングロのギャル語のキャラクターが
従来のドラクエの雰囲気を損なっているとか
パーティメンバーへの思い入れができないストーリーだとか、
いろいろ不評もあるようだが、
この初めてのすれ違い通信の人気・拡大は大成功といっていいだろう。

こればかりは堀井雄二ほか当初のメインスタッフではなく、
ニンテンドーのスタッフの目論見だったのではないだろうか。
DSという小さい画面でのプレイは初めてでわたしにはやりづらかったが、
パソコンの前で攻略サイトを見ながらできるのは
DSならではだし、なんといってもこの携帯機能がゆえに
こうしたすれ違い通信という新しい世界が創れたのだから。
これから、PSはさらに廃れてDSすれ違い通信ゲームが
おそらく増えることだろう。
ただ過去のドラクエ遺産があったからこそ、
こうした多くの通信があったともいえるわけで、
もともと人気のないゲームで実現するかは疑問だろう。

ちなみに地図ストックは最大104までで、それ以上獲得したときは、
任意のものを1つ捨てなければ更新追加できない。
また、通信数が増えるとゲーム攻略が有利になる面もあることを後で知った。
でも、そのためだけにまたアキハバラまで行って、という気はないな。
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たけのこ40本

2008.04.28 Monday 21:50
恒例のわが家のたけのこハンティング。
ことしは欲張って40本。
おかげで今夜のおかずは、たけのこ尽くし。

たけのこ40本

たけのこの皮を剥ぐときに右手人差し指の爪がはがれて・・・。
包帯などして、たけのこ料理を箸ではなく、フォークで食べることに。
取りすぎたバツか?
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どんと焼き

2008.01.13 Sunday 21:20
きょうは木枯らし。たいそう寒い。
夜更かし本読みで3時間しか寝ていなかったが、妻に起こされたので
「やっぱり行ってみるか」
12/31付当ブログで紹介した、どんと焼き会場へ。

9時の開始にちょうど間に合う。点火前の様子。
どんと焼き点火前

点火後。
こりゃあ暖かいね。寒風で手がかじかむほどだったのでありがたい。
点火後

子供たちが来るイベントなら寒くても人は集まるね。
ボーイスカウトから竹ざおの先に付けられたモチをもらった。
みんな最後にこれを焼いて食べようというわけだ。
わたしは一足先にもちかえって庭で撮影(クリックでモチの拡大写真)
竹棒につけられたモチをもつ観客

もう何十年ぶりかの左義長だ。
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左義長

2007.12.31 Monday 17:41
買物の帰り団地裏の田圃を眺めると、妙な櫓が立っているのを見つけた。
さっそく持参しているカメラで撮ってみると・・・。
どんと焼き

近づいて見ると「1/13どんと焼き」とある(写真クリック)。
わたしの故郷金沢では左義長(さぎちょう)といい、正月の火祭りでこれが本来の名称である。
地方で、どんとのほかにどんど、とんど、どんどん焼きなどいろいろあるようだ。
わが利根町では「どんと焼き」と呼んでいることがこれで初めてわかった。
20数年住んでいるのに、一度も参加したことがなかった。
今度のは、撮影しにこようかと思っている。
朝9時とはちょっと早くて寒そうだが、どうせなら、夜のほうが火祭りらしくていいのだが・・・。
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エッシャー展

2006.11.19 Sunday 17:20
昨日、渋谷のBunkamuraの美術館で開催されているエッシャー展(スーパーエッシャー展)に行ってきた。
スーパーエッシャー展
土曜日ということもあり、混雑しているだろうと予想していたがやはり・・・。
入口でチケットを買うために4列に並ばされ10分ほど待たされた。
イヤホーンで解説が聞けることもあって要所の作品の前で人びとが停滞しがちになるので結局、ひととおり見るのにゆうに1時間半かかってしまった。
すべての作品をすぐ目の前で見るためにはかなり待たなければならない。少し離れたところで鑑賞し他人より足早に周ったわたしでさえそれだけ時間がかかった。
エッシャーは見て楽しく分かりやすいこともあって、単純にレンブラント展とかいうのより、多くの人が来場するのではないかと思う。
エッシャー自身も、画家というより数学者とかそういう方向で自分の志向を捉えていたようである。
グラナダのアルハンブラ宮殿を初めて訪れたときに、エッシャーはその幾何学的な装飾に大いに触発されたと解説にあった。そう言えばわたしも、もう相当前になるが、いちばん最初の海外渡航でこの宮殿に行ったのだが、美しい宮殿ということだけで、今日まで何も啓発されてはいない。
天才と凡人のちがいということか。

都心に出たついでにいちど行ってみようと思っていた「昔懐かしいおもちゃ」を売っている店を訪ねた。
浅草の「空想雑貨」という店である。
空想雑貨
目的は「メンコ」を買うことである。
昔遊んだその遊び方のローカルルールを自サイトで紹介しようと企画を立てていたわけである。Flashでイラストを描くのは難しいので、実際に素材があれば写真に撮ろうと思ったのだ。
近々、メインサイトに紹介しようと思っている。
ビー玉なんかもやろうかな。
ちなみにわたしの故郷ではメンコとは言わず「ぺった」と言っていた。
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どんど焼きか左義長か

2006.01.15 Sunday 23:58
1月15日というと少し前は成人の日だったが、もうひとつ、
正月の締めくくりとして、松飾・注連飾りなどを焼いて
一年の災厄をあらかじめ祓う火祭りの行事がある。

郷里(金沢)では、これを「左義長」(さぎちょう)と呼んでいたが
関東では、「どんど焼き」と呼ばれるものがそうであることを知った。
しかし、左義長は主に神社でやるものと記憶しているが
こちらのどんど焼きは町の適当な広場で行われているらしい。

さらにもうひとつ正月の行事として鏡開きがあるが、
これは11日がその日なのだそうだが、わたしの実家では
いつも15日の左義長の頃にいっしょにやり、
大好きなぜんざいをつくってもらっていた。

この2つの行事に参加しなくなってもう何十年になるだろうか。
だいたい戸建の家だというのに松飾りも買わないし
もちろん豪華な門松もない。クルマにもそうしたものは付けない。
また、餅をつかないから鏡餅もない。
もはや贅沢な行事となってしまったのか。

さて、餅と言えば、年末につきたての餅を農家の知人からいただいて
自分で切った。
以下の写真の左上以外の3つがその切った餅である。

餅いろいろ

左上は市販の個包装された餅である。
つき立ての餅と言っても農家でも一括して
どこかに餅つきを依頼するのだろう、右下の餅のように
ビニールで包装されていてその上から切ったわけである。

そして右上をご覧いただきたい。
何年ぶりだろう、青カビのはえた餅を見るのは。
15日頃、昔はいつもこの光景を見ていたのだ。
個包装された餅ではこんなことはない。
カビ臭い餅は好きではなかったが、懐かしい。

便利さと季節感とはやはり反比例するものなのかな。
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不発の出初式

2006.01.08 Sunday 23:56
昨日の役所の放送案内や本日朝7時のサイレンで
9時から恒例の出初式があることを知った。
まだ一度も見たことがなく、地域紹介サイトも作っていることで
では写真でもと思って出かけてみたのだが・・・。

出初式1

場所は9時から文小学校の校庭、10時からその近隣の公民館で、という。
この開催場所も、以前の利根川河川敷とはちがうので
ヘンだなと思っていたのだが・・・。

天候は快晴なのだが、風は冷たく、
消防団員もこれではたまらないのではと思ってみる。

出初式2

写真を撮りながらも、「出初式」はほんとにやるの?ここで?
という疑問が頭をよぎる。
式典は、まわれ右とか掛け声ばかりで
第一、子供たちも何も観客がほんの数人。

前半の「式典」が40分程度で終了し、「では10時から公民館で」
というアナウンスを聞いたとき、さすがにこれはと思った。

聞いてみると「放水」は昨年から止めているのだそうだ。
なあんだ。早く言ってよ。

「放水」イコール「出初式」なのではないだろうか?
これでは集客もなにもない。
関係者のあいさつだけををわざわざ聞きに来る
物好きな「一般客」など皆無に近いだろう。
わたしと妻くらいか。

きっと昨年は、もう少し観客が来てそしてがっかりしてみんな帰ったのだろう。
懲りた町民はさすがに今回は来なかった。
来たのは何も知らないおバカなわたしたちだけということか。

でもその後で飲んだ近くの喫茶店「とむとむ」のコーヒーはおいしかったけどね。
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