Columbus Blog

新発見日記。ただし発見の意味は広義・・・感想・愚痴もときどき・・・

不思議の玉

2005.10.15 Saturday 17:40
発見がないと記さないというこのブログであるが
今週は相変わらず姉妹サイトのデザイン変更ばかりで
新規では何も掲載しなかった。
寝不足で体調もよくない上に、昨夜はまた飲み会で
意地汚くたらふく飲んで二日酔い。
きょうは地元で柳田國男の文化イベントがあるので
辛かったがふらふらと出かけて写真を撮りに・・・。

こんなと言っては失礼だが田舎の催しに、
人は集まるのかなと思っていたが意外や意外。
狭い会場ではあったがたくさんの来場者。
でも地元民がほぼ100%だろう。
小中学生の和太鼓や琴の演奏、お茶会やハーモニカ演奏、生花や俳句、模擬店等々、地元民それぞれが参加したものだった。
柳田國男とは関係ないことで人が集まったわけだが、
まあこんなに来場者がいるということはイベントとしては成功で
教育委員会も喜んでいることだろう。

わたしのほうは、人もまばらな本来の「柳田國男」関連コーナーで
普段はいない「有識者」の方にいろいろ話を聞かせてもらった。
柳田國男が少年時、この地利根町布川にて、不思議体験をしたという
「小川家氏神の玉」。
普段は実はダミーの珠を飾ってあるのだということが分かった。
本物は以下。

少年國男を異常心理に誘った玉
小川家氏神の玉

この話やイベントの詳細はいつかコンテンツで紹介するつもり。

雲行きがおかしく午後には雨かと思いきや、これも意外な青空が。
イベント午後の部の写真を撮った後、蛟もう神社界隈へ。
神社の両部鳥居の柱が少し補強されたようだ。
明日深夜(正確に言えば明後日未明)の「バカマチ」という神事について
何か分かるかと思って行ってみたがなんの気配もない。

路傍にて以下の写真を撮って帰宅した。

食べられないキノコなんだろうなあ
切り株とキノコ

アザミってどうしてバーとか飲食店の名前に多いのだろう?
野アザミ
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フィギュア版九州物産展

2005.08.08 Monday 22:41
きょうも探索なしで和室の掃除。
たっぷり汗をかいて晩酌にビールをと・・・。
最近、これでもいいかあとホントのビールから
サッポロの発泡酒に変えたのだが
なんか頭にへんなものがついている。

見てみると「フィギュア版九州物産展」とある。
簡単な組み立てで作れるフィギュアがおまけで付いているのだ。
ほとんど並べるだけでOKというのもあるが
でも結構、精巧な造りでよくできている。

娘が、これは「オジサンがお酒飲みながら作って楽しむものね」
と言いながらも、面白いと一人でみんな組み立ててしまった。
昨夜買った6本に付いていたが、対象商品は500mlだけらしい。
しかもコンビニ限定のようでもある。

フィギュア九州物産展
写真はクリックして拡大できます。
右の物産案内の紙筒がちょうど缶ビールの上に乗っかる大きさ


全部で14種あるというが、
買った6本それぞれに異なるフィギュアが入っていた。
運がいいというか良心的である。

14種は以下。太字は写真の6点

1.大浦天主堂(長崎県)
2.吉野ヶ里遺跡(佐賀県)
3.熊本城(熊本県)
4.辛子明太子(福岡県)
5.長崎ちゃんぽん(長崎県)
6.もつ鍋(福岡県)
7.氷しろくま(鹿児島県)
8.桜島大根(鹿児島県)
9.ムツゴロウ(佐賀県)
10.西郷隆盛像(鹿児島県
11.佐世保造船所(長崎県)
12.種子島ロケット発射台(鹿児島県)
13.太宰府の木ウソ(福岡県)
14.温泉美人(大分県)

写真は上から1.2.11.5.6.7の順
もつ鍋はコンロ+鍋+野菜皿+もつ+箸で1セットと豪華で、
氷しろくまもストローに小さく氷シロクマと表記してあるなど
なかなか芸が細かい。

昔こうしたお菓子の「おまけ」、たとえば野球選手などで
何個買っても右翼手などばかりで
いつまでたってもピッチャーが出てこないというのが
多かった。少年のわずかな小遣いを毎日毟り取ろうという企画だ。

時代も変わって単品の値段は大きくつり上がり、
ターゲットはあの時代の少年も含まれるが、
今回はアルコールだ。子供だましというわけにはいかないだろう。

さて、あと8本買って、見事14種、ムダなく揃うかどうか。
まあムリだろうね。きっと出揃わないうちに
キャンペーンが終わってしまうだろうなあ。
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大祭を小祭にしないために

2005.08.01 Monday 23:20
昨夜まで、地元で3年に1回、開催されるという「布川神社臨時大祭」を初めて初日から見てみた。
人口わずか2万人の町ではあるが「大祭」というだけあって近隣にない規模のもので正直、意外な気がした。
連続3日間、禊という過酷な若者の儀式や6基の華麗な山車の競演、花火の熱狂などなど・・・。

山車からの花火潜りに熱狂する若者たち
山車からの花火に熱狂する若者たち

しかし、これは利根町の昔からある6つの地域にほぼ限定して行われるもので、それ以外のとくに振興団地住民には認知も乏しく参加者は皆無、その地域からの見物人も少ないのが実情である。
とはいうものの、それはある意味では仕方のないことかも知れない。
利根町全体の祭りとするためには町の財政からの支出が必要になるだろうし、その辺りで議会の承認が得られなかったのかも知れない。大祭の翌月には、恒例の利根川花火大会も控えていることだし・・・。

当該地域の人に聞くと、1軒あたり最低3000円以上の協賛金を集めるというし平均すればかなりの出費となるという。また神事である禊に参加し、神輿を担ぐにはそれなりの衣装が必要でその購入費も数万円でバカにならない。
これを新規住民に義務として背負わすのはほとんど賛同を得られずムリな話なのかも知れない。
祭りに参加はしたいが金は出さない、では道理が立たないだろう。もっともこれは当該地区の人間がそう言っているのではなく、あくまでもわたしの想像ではあるが・・・。

現実に祭りには参加はできない(この歳でなくても神輿を担ぐなんてことはわたしは到底できないし、やりたくない)が見ることを拒まれているわけではもちろんない。それどころか見物人は大歓迎という感じはある。
自分たちの晴れ姿を見て欲しい、熱狂はできるだけ多くの人の中で楽しみたいというのは当然のことであろう。

しかし、おなじ利根町というのにこの認知の低さはひどいものだ。
わたしも20年以上、ここに住んでいて初めて見たに等しいのだから。これでは他県に広く知られるなどということは未来永劫、あり得ない話だろう。
当該地域がそれでもいいというならあえて告知や広報に予算をさく必要はないだろうが、少子化ほかの理由で少しずつ祭りが弱体化していくのは避けられないだろう。できるだけたくさんの地域の枠のなかで、子供の時代からあの楽しさを体で覚えさせていかなければ一見過酷な神輿担ぎなど見るだけでやりたいという若者は増えないだろう。

それにしても夜の山車の競演や花火の火の粉の下を何度も潜り抜け熱狂する若者を見ていると、こういう祭りを結果的に絶やしてしまうのは大人の怠慢・責任だと痛感する。いろいろな障害を乗り越えてもやはり、もっと全地域に少しずつでも知らしめていく。また、わずかでも振興地域の参加を阻害する意識のある人がいるならそんな考えを改めていくべきだろう。
大祭(たいさい)を小祭(ちいさい)にしないために。
わたしの地域紹介がそのほんの一助にでもなるなら光栄である。

ところで、いつか町の予算がとれればいいのだが、そうすると町長の祝辞などのよけいな儀式が増えるだろうなあ。住民の血税を出すことになるわけだからそれはそれで仕方ないことかも知れないが・・・。
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布川神社臨時大祭の神業

2005.07.29 Friday 22:22
地元(茨城県北相馬郡利根町)で3年に1度開催される「布川神社臨時大祭」。今年がその年にあたり、7月末の金曜日から3日間ということで、きょうからということになる。
3年に1度と決まっているのに「臨時」というのが奇妙だが、それが正式な祭の名前なんだそうである。

どちらかというと古くからこの地に住んでいる人だけの祭ということもあって振興住宅地の人間にはいまひとつ馴染みがなく、いままでわたしも積極的に見物することはほとんどなかった。

ところが、ご近所で妻が親しくなった奥さんが、東京生まれではあるが大の祭好きで息子さん2人も神輿担ぎ等々に参加されるという。
わたしもWEBで地域を紹介しているし、妻がいろいろ日程等を奥さんから教えていただいたので、それではと1日休暇をとって取材がてら見物してみることにした。平日なのだが初日がやはりいろいろ見所が多いというからである。

見てみると、なるほど。

布川神社へいくためには通常、約70段余りの石段を登る必要がある。
この祭の初日のハイライトとして、町の若衆がこの石段を水を浴びながら7往復する「禊」(みそぎ)という儀式がある。

降りるのは比較的ラクか?
禊(石段を降りる)

これはなかなか過酷なものである。

脇や石段下の広場にはたくさんの人が出て「勇士」を拍手で迎える。
若衆が石段を降りてくる度に、予め防火用の大きな水槽に溜め込んであった水をバケツで振りかける。いや途中からほとんど消防用のホースで放水することになる。

4往復目くらいになると、水を掛けるほうも興奮!
禊(広場で水を)

この日はまさに炎天下。それがなくてはとてももたないのかも知れない。

わたしも彼らの上り下りに差し支えないよう、タイミングを計りながら、衆人の見る中、急いでといっても、とことことひや汗もかきながら石段を上り下りした。
上の境内でのイベント、下の放水の模様。
いずれも価値あるカット、シャッターチャンスを逃したくないからだ。

2往復するともう心臓が破裂しそうで、石段を登りきろうというときなどは足がもつれ時速1cmの速さで、人目にはさぞかし滑稽な姿だっただろう。

7往復した若衆はその直後に今度は神輿を担いで境内でもみあい、さらに石段を下り、下の広場でこんどは山車を相手にひとしきりもみあうのである。

こうした山車が広場に6基集まっている
山車と神輿

わたしは特に祭好きというわけではないが、あそこまで論理を超えた「神事」には人を熱狂させるものがあることが分かった。

いままで見たこともなかった6町6基、それぞれに趣向をこらした山車(屋台)が競演したりするのもなかなか見ごたえあるものだった。

この詳細は以下で。
「布川神社臨時大祭」
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時刻表の秘密

2005.04.07 Thursday 23:08
きょうは帰宅途中のJR乗り換え時に
あるものを見てあることをひらめいた。

実は、あと数日後にわたしは密かな試みをしようとしている。
そのときに必要な暗号をそのときひらめいたのだ。

しかし、「密かな試み」と「あること」をここで記すことはできない。
これでは何のことやらさっぱりわからないと思うが、いまは話せない。

しかしおそらく2週間後ぐらいに
もしこの試みが失敗したときはこの日記で顛末を記すつもりなのだが、
もし万が一、成功したらおそらく永久にここに記すことはないだろう。

なんとも思わせぶりな話で恐縮だが、
まあこんな話もたまにはいいではないか?
なにやら犯罪めいた話にも聞こえるかも知れないが
そんなことはまったくない。
まあ所詮、小市民のする企みていどのものである。

でもこれだけでは余りにも雲をつかむ話なので、
ヒントを2つほど言っておこう。

1、「あるものを見てあることを思いついた」と書いたが、
あるものとは時刻表である

2、ある試みとはこのわたしのColumbus Blogの中に書いてある

この2つのヒントだけで
わたしが近日中に行おうとしている密かな試みが何なのか分かる人は
とてもカンのいい人というしかない。

おまけにもうひとつヒント。「もし成功したら話せない」ということ。
暗号というのも・・・。

さて、当てられる人はいるか?
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デジカメを撮る幸運

2005.02.26 Saturday 23:18
昨夜、帰宅したら宅配便でデジカメが届いているという。
買ったおぼえはなく、これはまたアクドイ商法のなせるワザかと
不快な思いで梱包を解いてみると、ビックリ!
締切り間際で1月に応募した
IBMホームページビルダーV9のWチャンスキャンペーンに当選していたのだ!
しかも最新型のPanasonicのLumix、いま浜崎あゆみのCMに出ている製品である。

デジカメ当選

宝くじは別として何か商品懸賞などに応募するということは
あまりないわたしなのだが、当然、モノが当たったためしはない。
高校生の頃、割と確率のいい新聞掲載の詰将棋を解いて応募し
手彫りの将棋の駒をもらったのが唯一である。
詰将棋の場合、応募するには難問を解くという少々応募側の努力が必要なので、
正解に自信があったから期待通り当選できた。
してやったりと思ったものだ。
しかしこうした問題解決のないだれでも運さえよければ当たるという懸賞は、
疑り深いわたしは厳正な抽選というのがあまり信用できなかったし、
そうでなくても確率的に「イイモノ」が当たるとはとても思えなかった。

昔、仕事で、ある応募キャンペーンの抽選会場に行ったとき
確かに抽選は厳正に行われていたが、
会議室2部屋程度の広さに設えた何台ものテーブルに置かれた
100万通のハガキの圧倒的なボリュームには途方に暮れた。
これではとても当選しない!

しかし、「本当に当たることもあるんだ!」と
今回は正直、驚いてしまった。たった15名なのに。

「IBMさん、ありがとうございます。さっそく使わせていただきました」

感謝を込めてIBMのマニュアルに当選のデジカメを乗せて・・・
とこの掲載写真はどうしても別のデジカメで撮らねばならない。
携帯でも撮れるけど、こうできるわたしは幸せである。
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凧あげ大会の主役は?

2005.02.11 Friday 23:07
利根川の緑地運動公園で凧あげ大会をやるというので見に行ってみた。
きょうはよく晴れてそれほど寒くない上に、
風も結構、強く吹いているという、まさに絶好の凧あげ日和だった。
そのせいか想像以上に参加者がいて、
とても広い河川敷に比較して寂しいイベントという感じはしなかった。

凧あげ大会

わたしは子供のころはそうでもなかったが、
年をとる毎にこうしたイベントを見に行くのがおっくうになっている。
そんなに価値観を感じないせいもある。
「初物」を取り扱う「・・・博覧会」の類でさえそうなのだから、
ほぼ内容が想像できる凧あげ云々やなんとか祭りなどのイベントなどには
これまであまり食指が動かなかったのだ。

ところが数年前に何かの拍子に昔、受験勉強で仕方なく読んだ、
というより学ばざるを得なかった徒然草をたまたま見る機会があった。
そのとき、ある味わい深い一節に出会った。
それは「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」で始まる第137段である。
そこには確か祭りを見るというより
一日の移り変わりを見て楽しむのがいいというような趣旨が書かれていた。

またほかの何かの本には、
イベントとは催事そのものよりそれを見に来る人を見て楽しむものである、
というようなことも書かれていた。
なるほど。
年齢を重ねないと分からないこともあるんだなと思ったものである。

会場に向かっているとき、
町の中心から意外と距離がある運動公園の所在地が分からず
大会の開催自体を怪しんでいる親子連れに出くわしたり、
埼玉県から丈が4mもあろうかという大凧を持参している
凧大好き人間のグループがいたり、
わが子よりも凧ばかり撮影している工作好きらしい父親や
飲んだり食べたりばかりしている審査員らしき人など
さまざまな人間模様がそこにあった。

会場を去るとき、大凧が天空からわたしを見ている、
そんな気がした。
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騒擾効果?

2004.09.25 Saturday 23:47
都心を少し離れると、よく道路の脇にパトカーを模したオブジェが
設置されているところがある。
事故が起こりやすいところに造られるようだが、
夜間とかはクルマのライトに照らし出されるとホンモノのパトカーに見える。

ドライバーは最初、驚いてスピードを落とすのだが、
何回もそこを通るクルマには効き目がなくなる。
と思いきや、そのすぐ脇の物陰にホンモノのパトカーが潜んでいて
「一斉」をやっていることがあるので、
これにひっかかったドライバーはしてやられたと臍をかむ。

ところが、面白いものを見た。
フーゾク看板

写真の左下をご参照(ぜひ拡大してご覧を)。
そのパトカーのオブジェのすぐ手前に、風俗のカンバンが・・・。

警察がこれを見ると激怒するかも知れないが、
カンバンがカンバンだけにニヤリとしてしまう。
こんなところに立てるとは!という以前に、
そんな看板を立てることすら違法なわけである。そのうえフーゾクである。

しかし、これは注目度が高くなって、騒擾ならぬ相乗効果があるのでは?
「なんだろう?」と、ドライバーはスピードを落とすのではないだろうか?
交通安全に一役、かっているかも知れない。

さて、ケーサツはどうでるか?
(わき見運転も増えるかも・・・)
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